人間は矛盾でできている「囀る鳥は羽ばたかない」1~4巻/ヨネダコウ
おすすめ度:★★★★★
矢代さん!!!あんたほんと人間だよ;;;
文句なしの満点ですよ;;;;
いやー、この話何回も読んでしまってるんですけど、感想書くの大変そうで後回しにしてたwww
私の感想では伝えられない人間模様が描かれてます。
正直、ヨネダ先生のほかの作品「どうしても~」「それでも、やさしい~」「Nights」等々は★4止まりです。
なぜなら「囀る~」が面白すぎるから!!!!
上であげた作品も十分読み応えあるんですが、「囀る~」の主人公、矢代の魅力を前にするとかすんでしまう…。
「ドMで変態、淫乱の矢代」は…とか紹介されてしまう矢代さんかわいいwww
はぇ~~~~かわいいいいいいwwwwwwwwww
以下ネタバレです!!
みなさん大体読んでる方ばっかだと思うので、ストーリー書きませんww
いや、4巻分で結構あったから書くの大変そうでww
▼最初、影山と久我の話だと思ったw
↓どノンケの影山を落としちゃう魔性の男、久我ちゃん
うわぁ…微妙wwwって思ったwww
いや、こういう気の強い魔性受けって好きじゃなくて…;;
ヨネダさんが作品によく取り入れる、本音を言えない切なさとか、心をさらけ出す怖さとか、そういうのが久我じゃ表現しにくいんじゃないかな…って思った。
矢代さん攻めで、久我を無理やり犯したりする話かと思ったw(単純)
でも全然ちゃいましたね!!!!
いい意味で裏切られて心躍ってました!!!!
▼漢・矢代
矢代さん!!矢代さん!!矢代さぁああああああん!!!!
いやー、これほど主人公を応援したくなるって何なんでしょう;;;
もう、変態でとっちらかってるけど、
面白いしかっこいいし、何より超やさしい;;;;;;
百目鬼が惚れるの分かる!!!ほんとかっこいいよ!!!
漢だよ!!!
▼本音が言えない変態
影山のことずっと好きで忘れられない、矢代さんの一途さが悲しい…
こういう基地外で本音が言えない人ほんと好きなんだよなぁ…
「ポルノグラファー」の木島先生しかり、「寄越す犬~」の須藤さんしかり。
ううううううう切なかったこのシーン;;;;;;
矢代さんが撃たれた時の回想のセリフ、いいですよね…
「俺は 全部受け入れて生きてきた
何の憂いもない 誰のせいにもしていない
俺の人生は誰かのせいであってはならない
人を好きになる孤独を知った
それが”男”だという絶望も知った
俺はもう 充分知った」
ここのシーンは狂ったように読み返してます;;;;
「震えてんのか…?
百目鬼…ホントかわいー奴」
ってのもすごくいいですよね。
そっから、ショタ時代に犯されてた回想に入るという巧みさ…;;
ヨネダてんてーしゅごいよぉおおおおお!!!!!
「嫌だ…頭っ…
…嫌だ…っ」
って普段無表情な百目鬼が叫ぶのもすごくよかった。
はぁ…すごすぎ…
▼下ネタギャグシーン
このお話、ちょいちょい挟む下ネタとギャグがいいテンポになってるんですよね
かなりツボですww
「とか、思ってんだろ!!
若いってなぁムカつくぜ
なぁっ!!」
三角さん好きですww
百目鬼!!!!顔wwwwwwwwwww
矢代さんのこのバカっぽい感じすんごい好きwww
まじめな集まりで下の妄想ばっかしてる矢代さんかわいいかわいいかわいいい!!!
七原、絶対最近覚えたんだよね!!
だから使ってみたかったんだよね!!「ホウ・レン・ソウ」www
先輩風ふかせる七原いいなぁwww
このコスプレ回で、杉本も七原も、百目鬼に飛びかかってんのめっちゃ面白かったwww
やばい、すきなギャグシーン張ってたら枚数すごいことになりそうなんで一番好きだったシーン↓
いやいや、やったのあんたじゃんwwwww
今書いてても面白いww
これまだ、2巻の途中で集めたんですけど、ほんとちょいちょい挟む小ネタつぼです!!!
▼まっすぐな百目鬼
↑このセリフ、もっと熱血なわんこ攻めみたいのが
「強くて綺麗な人です!!!」とか言ったら一気に興ざめなんだけど、
百目鬼がいうとぐっきますね。
百目鬼は言いたいことはちゃんと言う。実直でちょっとばか。
なんだけど、矢代さんの気持ちには嫌に察しがいいwwww
わかる:::めっちゃわかる;;矢代さん一途すぎる;;
↑影山のコンタクトケースに気づいちゃう百目鬼www
ほんとさっしいいな、おい
そして、影山のコンタクトケースをとっておいちゃう矢代さんなんて一途なのさ;;;
百目鬼は意外と強引ww↓
まぁでもこんな風に↓誘われたらこうなっちゃいますよねwwww
この傷をなぞるシーンすごく好き
矢代さんの物悲しい表情がたまらん;;;
矢代さんて、百目鬼以外の人間といるときは基地外エロエロって感じなんだけど
百目鬼といるときは、すごく繊細な人になりますよね。
場面が、どぎつい赤色から透き通った青になる感じ。
百目鬼の変人とも思える実直さがそうさせるのかな。
本心を隠し続け異常者でありつづける矢代さんと、
嫌なものは嫌、好きなものは好きとはっきりしている百目鬼。
正反対なようで、一途な根っこの部分は似てて、百目鬼といるときだけ、
矢代さんの一途な部分が見え隠れするのがいいですね。
いい…ほんといい。
▼魅力的な登場人物
メインの二人以外の登場人物もすごく魅力的です。
みなさん誰が好きですか?
私は圧倒的に竜崎が好きなんですwww顔は三角さんが好きだけどwww
こっそりと矢代さんを助けようとしちゃうとこ、ぐっとくるんです。
竜崎と一緒にいるときも矢代さんは旧友に出会ったような
ちょっといたずら小僧みたいな顔になるのがいい。
実は矢代さんが一番心許してるのは竜崎な感じがする。
▼限りなく透明に近いブルーな矢代さんと百目鬼
さっきも言ったように、矢代さんは百目鬼と二人でいるとすごく透明感でるんです!!
意味不明だと思うかも知れないけどすごい透明感があるんですww
カラーの美しさが秀逸ですね、ヨネダ先生。
美しい…!!!!
↑この映画館の場面すごく好きです!!!
甘酸っぱいww
やっぱり二人でいるときだけ雰囲気が変わりますね。
ヨネダ先生の表現力にまんまとやられてる感ありますww
▼「遠火」
4巻の最後に収録されてる百目鬼と矢代さんがまだ知り合う前の話も好きです。
遠くにある炎って不思議ですよね。
そこだけ空気が揺れて見える。
この矢代さんも得体が知れなくてミステリアス。
「遠火」という題名にふさわしい魅力があります。
▼「漂えど沈まず、されど鳴きもせず」
実は一番読み返しているのが、1巻の矢代さんと影山の過去話です。
高校生の影山かっこいい!!↓
すごい好みwそしてちょっと百目鬼に似てるw
影山のお父さんが亡くなった時↓
ここから、「影山 影山 影山」の自慰シーンとてつもなく切なかった。
「ホモなの?」とからかわれた相手にキスする矢代さん↓
このころから狂気じみてんなぁw すご
「けたたましい悲鳴と
タマにめり込む感触
影山の俺を呼ぶ 声と
俺の 笑い声」
矢代さん;;;;;;;;;
切な;;;;不器用すぎる…
「お前は…ひとりだからだ…俺もだが」
「ひとり…」
「そうだ」
「へぇ」
影山まじめに話してるけどゲラゲラ大笑いする矢代さん(圧倒的不器用)
からのぼっち帰宅、夕焼け空↓
矢代さん;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ここはちょっとやばすぎた
痛々しいけどすごくきれいで、吐き出しそうなくらい切なかった
そしてこの名台詞↓
「人間は
矛盾でできている
寂しい 寂しくない
恋しい
恋しくない」
矢代さんーーーーーー;;;;;;;;;;;
心臓つかまれますよ、こんなん;;;
頭にこびりついて離れない台詞。
もう教科書に載せません???w
最後の「恋しくない」で閉まるとかさぁ…。
ラストシーンは色も音もにおいも感じるような臨場感。
時の流れがぼんやりとする感じすごいな…。
1巻のコンタクトケースの伏線を4巻でもってくるとか
ほんとすげーwww
4巻の終わり方ひどすぎるw
続きが気になってソワソワしちゃってたよ;;;;
ちょっと、こんな感想じゃ伝えきれないくらい魅力ある作品ですよね。
はやく5巻読みたいなぁ…
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