人生とは…「インディゴの気分」丸木戸マキ
おすすめ度:★★★★★
ラストシーンに号泣した。
「ポルノグラファー」過去編。及び丸木戸先生最新作。
電子版でてから即効で読みました。
切ない、辛い、そんな言葉では語りつくせない、”人生”を描いた作品。
「ポルノグラファー」が”再起”だとすれば、「インディゴの気分」のテーマは間違いなく”人生”です。
昨日一日中、思い返しては涙が止まりませんでした。
こちらの感想がかなり泣けましたので、読後の方はおすすめです。
以下、ネタバレになります。
▼インディゴの気分とは?
「インディゴ」ってどういう意味だろって発売前から思っていた無知な私です。
ス○ッツの「インディゴ地○線」て歌は知ってたけど、あんまり深く考えたことがなかったw
インディゴ=藍色
ブルーより暗い青ですね。
「mood Indigo」という歌が検索したらヒットしました
ブルーよりもひどいインディゴの気分
愛しい人は去ってしまった
私は孤独に涙する
誰も私を気にかけてくれないから
私の魂はブルーよりさらに冷たい
インディゴの気分に沈むと
もう横になって死んでもいいと思うんだ
そんな歌詞だと思います!(英語苦手なんで細かい事は気にしてはいけません)
この作品、悲しい!!寂しい!!辛い!!という鮮明な情動ではなくて、
鈍い物悲しさを感じる作品です。
まさにどんよりと重いインディゴですね。
大人になるとこんな鈍い痛みばかりですよね…
▼最悪な状況だった城戸と木島
↑ここエロかったww
城戸さん→結婚しようと思ってた彼女にポルノ小説の仕事やめないなら分かれると追い出される
木島さん→出版社と決別。借金してる。
木島さんやばすぎwwwww
給湯器買うお金もない。酒ざんまい。
あれウイスキーかな??ロックで飲むとかやべーーーーーーーwwww
あのお酒ポルノグラファーの時に飲んでたやつと同じかな??
ものを生み出し続けるってすごく大変なんですよね。
そして、求められてることが自分の書きたいものと違って
いろいろ口だされたりしたら、何も書けなくなってしまうかもしれない。
だれも支えてくれる人などいなかった木島先生に
唯一「ファンだ」と言ってくれた城戸さん(たとえそれがヨコシマな感情を含んでいたとしても)
木島先生はすごく嬉しかったんじゃないかな…
▼魔性の男の初恋
先生、相変わらずお美しいです;;;;;;;
「文学系ヤリチン」と呼ばれた、木島先生の初恋は城戸さんだったんですね
↑このシーン、泣いてしまった;;;;
「ポルノグラファー」でも、「書きたいんだ…ずっと…」と涙した木島先生
本当は書きたいし、こんな状況から抜け出したいんだよね…
唐突に、城戸さんに蒲生田先生に弟子入りしてほしいって懇願されたときもほだされちゃう木島先生。
「こうしたい
ああしたい
こうされたいとか
思ったことあるだろ」
蒲生田先生の言葉に対し、城戸さんとのセックスを思い描く。
それまでセックスに淡白だった木島先生が、初めてこうしたいされたいって思った相手が城戸さんだった…
↑城戸さんを想って自慰するシーンは切なかった
▼狡いけどやさしい城戸さん
かっこいいなぁ…城戸さん
狡猾なんだけど、城戸さんの持っている狡猾さは99%の人が持っているんじゃないかな?
金がほしい、地位がほしい、名誉がほしい。
世間に認められたい、親に喜んでもらいたい。
だから、木島さんを利用する、木島さんを抱いてるときには結婚する予定だった元彼女とよりを戻してた。
社長が、城戸さんが木島さんの担当じゃなくなって、もうすぐ結婚するんだって木島さんに言ったときはハラハラしたし、胸が痛かった。
あれ、木島さんの心境考えるともう…;;;;
でもしかたないですよね。
「まとも」な人間だったら、誰もが結婚して子ども作って親を喜ばせて認められたいって思うもの。
ただ城戸さんは優しいから、彼女との結婚を破談にしても木島さんの担当であり続けた。
最終的に別の女性と結婚して子どもを作るけどw
人間そんな簡単に価値観が変わるものじゃないんですよね。
↑ぐっときた
本当は城戸さんだって本を書いてみたかったし、世間体なんて気にせずまっすぐに生きたいんだと。
やりたいことをやって、父親の反対もおしのけて、小説家になった木島さん。
城戸さんは、木島さんがうらやましくて妬ましくて、尊敬していて、恋しかったんだと…
▼蒲生田先生
私の中で”人生”がテーマだった、この作品。
強く印象付けたのが蒲生田先生!!
はじめ、木島先生にセクハラするエロおやじかと思ったけど全然ちゃうかったですね!!ww
蒲生田先生も木島先生も多分「小説を書くこと以外なーんもやってこなかった」人
蒲生田先生にとって、木島先生は息子のようであり、同胞のような共感があったんですね。はじめて分かり合えるような。それは木島先生にとってもまたしかり。
その事を分かっていたから、蒲生田先生は自分がいなくなった時、木島先生がどうなってしまうのか心配だったんだと。
ああああああああああああああああああああああああ;;;;;;;;;;;;;
蒲生田先生;;;;;;
人生、もうどうでもいいな、横になってこのまま死んだっていいなって思うこともあるけど、
きっと本当に死を意識したときは悔いばかりなんでしょうね;;;
(私は隠してある同人誌処分してPixivとRentaのアカウント消したいw)
多分、このとき城戸さんも悔いが残らないようにしようと思ったんじゃないかと
木島先生に不誠実だったことを取り返したいと思ったんじゃないかなぁ…
だから、木島先生の担当でありつづけようと思ったんじゃないかなぁ…
▼スランプ再来
木島先生;;;;;;;;;;;;;;;
城戸さん、結局別の女性と結婚して「まとも」な人生を順調に歩み始めます。
一方、木島先生は小説が書けなくなる…
「木島のスランプは俺も原因だったんだろうか?」
間違いなく城戸さん、あなたですよ!!!!!!!
木島先生がエロいシーンを書く原動力は城戸さんだったんだから;;;;;
蒲生田先生の原稿完成させたときも、城戸さんのために書き上げたって言ってたし。
思い出すポルノグラファーのこの場面↓
「もう僕の中には削り取るものがないように感じる
空っぽです
空っぽなのです」
もう、木島先生の中には何もなくなってしまったのですね…
「インディゴの気分」読んだあと、是非また「ポルノグラファー」を読んでください。
あの時、木島先生がどれほど苦悩していたか、虚無だったのか、やるせなかったのかが分かります。
そして、久住くんの「大丈夫…」という言葉がどれほど救いだったのか…
ううう…久住くん最高すぎて吐きそう;;;;;
▼諦めた男の末路
「胸のどこかにずっと…
小さな炎が燻っているのだ
あの頃 あの日々に
燃やし尽くせなかったから
多分一生消えない」
人生だ…!!!!
この世界に自分の心に正直に生きている人間なんてどれくらいるのかっていうね…
木島先生色気ハンパないっす;;;;
こんな表情で「またね」って言われたら堪らなくなるじゃないですか;;;
多分、城戸さんはもう木島さんに会いたくないんじゃないかな…
いや、会いたいけど会いたくないっていう…
会うとまた恋しくて、やりどころのない寂しさを感じてしまうじゃないですか…
人生における価値観が全く合わなかった二人ですが、
木島先生も城戸さんのこと、心の片隅でずっと好きだと思うんです。
木島先生、一途っていうか、一度好きになったものはきっと一生涯好きな人だと思うから。
久住くんのこと、「宝物」って言ってるしね。
ううううううううう;;;;
あんなスランプだったときに、あの包容力見せられたらそうなっちゃうかもしれないですね…。
あとがき読んだら、編集の方々は、城戸さん派が多かったんですね。
私はぎり久住くんかなぁ…木島先生に幸せになってほしいからw
ただ、城戸さんの鈍く痛むような恋心には強く胸を打たれました。
↑このシーン「ポルノグラファー」のこのシーン↓を思い出しました。
絶対に「好きだ」とは言わない代わりに、こうして
「何かあったら連絡しろよ、体大事にしろよ」って言うんでしょうね…
ううううう…切なくて頭おかしくなりそう;;;;;;;;
▼諦めなかった男
目には目を、歯には歯を、変人には変人を。
やっぱり、木島先生には久住くんだったんですね。
「インディゴの気分」読むとどれだけ城戸さんが「まとも」な人か、
久住くんが変人なのか分かりますww
久住くんの実直さはなかなかイカれてるw
漢検1級だしw
書き下ろし+同人誌で描かれた「ポルノグラファー」のおまけ漫画。
エロいし面白かったですww
エロいwwwww
ヤリカーwwwwwwwwww
初めて聞いたwww私が無知なだけかな??w
「布団の上で返事してあげるよ」とかもうほんと魔性www
↓城戸さんの話題が出たとき
wwww久住くん察しいいなwwwかわいい///////
妹が元ヤンなのも木島先生が全然農業やってないのも面白かったwww
「インディゴの気分」最終的に物悲しい気持ちにはなりますが
ところどころ挟むギャグがかなりツボで、さくさく読めるお話だと思います。
↑こことか、めっちゃ笑ったwwww
そして、もう一度言いますが、「インディゴの気分」を読み終わったあと、
また是非「ポルノグラファー」を読んでみてください!!
空っぽになり、何もなくなってしまった木島先生がどんな風に”再起”したのか。
あのラストシーン、
「彼の青くそそり立った衝動が……
私の乾いた粘膜を
熱く 溶かしていく…」
この一節に魂を揺さぶられるはずです!!!
ランキング参加しています。おすすめあれば是非教えてください!!
人間は矛盾でできている「囀る鳥は羽ばたかない」1~4巻/ヨネダコウ
おすすめ度:★★★★★
矢代さん!!!あんたほんと人間だよ;;;
文句なしの満点ですよ;;;;
いやー、この話何回も読んでしまってるんですけど、感想書くの大変そうで後回しにしてたwww
私の感想では伝えられない人間模様が描かれてます。
正直、ヨネダ先生のほかの作品「どうしても~」「それでも、やさしい~」「Nights」等々は★4止まりです。
なぜなら「囀る~」が面白すぎるから!!!!
上であげた作品も十分読み応えあるんですが、「囀る~」の主人公、矢代の魅力を前にするとかすんでしまう…。
「ドMで変態、淫乱の矢代」は…とか紹介されてしまう矢代さんかわいいwww
はぇ~~~~かわいいいいいいwwwwwwwwww
以下ネタバレです!!
みなさん大体読んでる方ばっかだと思うので、ストーリー書きませんww
いや、4巻分で結構あったから書くの大変そうでww
▼最初、影山と久我の話だと思ったw
↓どノンケの影山を落としちゃう魔性の男、久我ちゃん
うわぁ…微妙wwwって思ったwww
いや、こういう気の強い魔性受けって好きじゃなくて…;;
ヨネダさんが作品によく取り入れる、本音を言えない切なさとか、心をさらけ出す怖さとか、そういうのが久我じゃ表現しにくいんじゃないかな…って思った。
矢代さん攻めで、久我を無理やり犯したりする話かと思ったw(単純)
でも全然ちゃいましたね!!!!
いい意味で裏切られて心躍ってました!!!!
▼漢・矢代
矢代さん!!矢代さん!!矢代さぁああああああん!!!!
いやー、これほど主人公を応援したくなるって何なんでしょう;;;
もう、変態でとっちらかってるけど、
面白いしかっこいいし、何より超やさしい;;;;;;
百目鬼が惚れるの分かる!!!ほんとかっこいいよ!!!
漢だよ!!!
▼本音が言えない変態
影山のことずっと好きで忘れられない、矢代さんの一途さが悲しい…
こういう基地外で本音が言えない人ほんと好きなんだよなぁ…
「ポルノグラファー」の木島先生しかり、「寄越す犬~」の須藤さんしかり。
ううううううう切なかったこのシーン;;;;;;
矢代さんが撃たれた時の回想のセリフ、いいですよね…
「俺は 全部受け入れて生きてきた
何の憂いもない 誰のせいにもしていない
俺の人生は誰かのせいであってはならない
人を好きになる孤独を知った
それが”男”だという絶望も知った
俺はもう 充分知った」
ここのシーンは狂ったように読み返してます;;;;
「震えてんのか…?
百目鬼…ホントかわいー奴」
ってのもすごくいいですよね。
そっから、ショタ時代に犯されてた回想に入るという巧みさ…;;
ヨネダてんてーしゅごいよぉおおおおお!!!!!
「嫌だ…頭っ…
…嫌だ…っ」
って普段無表情な百目鬼が叫ぶのもすごくよかった。
はぁ…すごすぎ…
▼下ネタギャグシーン
このお話、ちょいちょい挟む下ネタとギャグがいいテンポになってるんですよね
かなりツボですww
「とか、思ってんだろ!!
若いってなぁムカつくぜ
なぁっ!!」
三角さん好きですww
百目鬼!!!!顔wwwwwwwwwww
矢代さんのこのバカっぽい感じすんごい好きwww
まじめな集まりで下の妄想ばっかしてる矢代さんかわいいかわいいかわいいい!!!
七原、絶対最近覚えたんだよね!!
だから使ってみたかったんだよね!!「ホウ・レン・ソウ」www
先輩風ふかせる七原いいなぁwww
このコスプレ回で、杉本も七原も、百目鬼に飛びかかってんのめっちゃ面白かったwww
やばい、すきなギャグシーン張ってたら枚数すごいことになりそうなんで一番好きだったシーン↓
いやいや、やったのあんたじゃんwwwww
今書いてても面白いww
これまだ、2巻の途中で集めたんですけど、ほんとちょいちょい挟む小ネタつぼです!!!
▼まっすぐな百目鬼
↑このセリフ、もっと熱血なわんこ攻めみたいのが
「強くて綺麗な人です!!!」とか言ったら一気に興ざめなんだけど、
百目鬼がいうとぐっきますね。
百目鬼は言いたいことはちゃんと言う。実直でちょっとばか。
なんだけど、矢代さんの気持ちには嫌に察しがいいwwww
わかる:::めっちゃわかる;;矢代さん一途すぎる;;
↑影山のコンタクトケースに気づいちゃう百目鬼www
ほんとさっしいいな、おい
そして、影山のコンタクトケースをとっておいちゃう矢代さんなんて一途なのさ;;;
百目鬼は意外と強引ww↓
まぁでもこんな風に↓誘われたらこうなっちゃいますよねwwww
この傷をなぞるシーンすごく好き
矢代さんの物悲しい表情がたまらん;;;
矢代さんて、百目鬼以外の人間といるときは基地外エロエロって感じなんだけど
百目鬼といるときは、すごく繊細な人になりますよね。
場面が、どぎつい赤色から透き通った青になる感じ。
百目鬼の変人とも思える実直さがそうさせるのかな。
本心を隠し続け異常者でありつづける矢代さんと、
嫌なものは嫌、好きなものは好きとはっきりしている百目鬼。
正反対なようで、一途な根っこの部分は似てて、百目鬼といるときだけ、
矢代さんの一途な部分が見え隠れするのがいいですね。
いい…ほんといい。
▼魅力的な登場人物
メインの二人以外の登場人物もすごく魅力的です。
みなさん誰が好きですか?
私は圧倒的に竜崎が好きなんですwww顔は三角さんが好きだけどwww
こっそりと矢代さんを助けようとしちゃうとこ、ぐっとくるんです。
竜崎と一緒にいるときも矢代さんは旧友に出会ったような
ちょっといたずら小僧みたいな顔になるのがいい。
実は矢代さんが一番心許してるのは竜崎な感じがする。
▼限りなく透明に近いブルーな矢代さんと百目鬼
さっきも言ったように、矢代さんは百目鬼と二人でいるとすごく透明感でるんです!!
意味不明だと思うかも知れないけどすごい透明感があるんですww
カラーの美しさが秀逸ですね、ヨネダ先生。
美しい…!!!!
↑この映画館の場面すごく好きです!!!
甘酸っぱいww
やっぱり二人でいるときだけ雰囲気が変わりますね。
ヨネダ先生の表現力にまんまとやられてる感ありますww
▼「遠火」
4巻の最後に収録されてる百目鬼と矢代さんがまだ知り合う前の話も好きです。
遠くにある炎って不思議ですよね。
そこだけ空気が揺れて見える。
この矢代さんも得体が知れなくてミステリアス。
「遠火」という題名にふさわしい魅力があります。
▼「漂えど沈まず、されど鳴きもせず」
実は一番読み返しているのが、1巻の矢代さんと影山の過去話です。
高校生の影山かっこいい!!↓
すごい好みwそしてちょっと百目鬼に似てるw
影山のお父さんが亡くなった時↓
ここから、「影山 影山 影山」の自慰シーンとてつもなく切なかった。
「ホモなの?」とからかわれた相手にキスする矢代さん↓
このころから狂気じみてんなぁw すご
「けたたましい悲鳴と
タマにめり込む感触
影山の俺を呼ぶ 声と
俺の 笑い声」
矢代さん;;;;;;;;;
切な;;;;不器用すぎる…
「お前は…ひとりだからだ…俺もだが」
「ひとり…」
「そうだ」
「へぇ」
影山まじめに話してるけどゲラゲラ大笑いする矢代さん(圧倒的不器用)
からのぼっち帰宅、夕焼け空↓
矢代さん;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ここはちょっとやばすぎた
痛々しいけどすごくきれいで、吐き出しそうなくらい切なかった
そしてこの名台詞↓
「人間は
矛盾でできている
寂しい 寂しくない
恋しい
恋しくない」
矢代さんーーーーーー;;;;;;;;;;;
心臓つかまれますよ、こんなん;;;
頭にこびりついて離れない台詞。
もう教科書に載せません???w
最後の「恋しくない」で閉まるとかさぁ…。
ラストシーンは色も音もにおいも感じるような臨場感。
時の流れがぼんやりとする感じすごいな…。
1巻のコンタクトケースの伏線を4巻でもってくるとか
ほんとすげーwww
4巻の終わり方ひどすぎるw
続きが気になってソワソワしちゃってたよ;;;;
ちょっと、こんな感想じゃ伝えきれないくらい魅力ある作品ですよね。
はやく5巻読みたいなぁ…
ランキング参加してます!おススメあったら教えてください!
うーーーん「レトロBL」
おすすめ度:★★
うーーーーーーん、微妙でした。
丸木戸先生とでりこてんてーのコラムありっていうんでRentaで5チケで借りたんですけど、損した気分です。すみません。
そもそもこれレトロか?って作品もあったし
▼レトロ
《名ノナ》回顧的。また、郷愁に誘われる気持。「―な昭和三十年代」。懐古趣味。 「―な内装の店」
▷ retrospective から。
そう!!「郷愁に誘うわれる気持」!!!
これを求めて読んだんですが、懐かしいようなうら寂しさを感じたのは、唯一春泥先生の作品くらいかな…。
まぁ、ひとりひとりの作家さんのページ数が少ないんで、しょうがないかもしれないんですが、だったら執筆者半分くらいにして深い話読みたかったなぁ…と。
あと、受けが女の子みたいのが多くて好みに合わなかったなぁ…と。
以下ネタバレ
超辛口なんで、好きな作家さんいる方は見ない方がいいです。
▼でりこてんてーコラム
もうコラムが気になりすぎてコラムから読んだw
でりこてんてーの絵がどっちゃきれーだったんで、そこはよかった!!
コラム読むと「蟷螂」はでりこてんてーの萌えが集約なんだなぁってよくわかる。
育郎と典彦描いて欲しかったなぁwww
▼丸木戸先生コラム
丸木戸先生の絵もきれいだったけど、やっぱ丸木戸先生は黒髪受けが一番いいなぁ。
うう…木島先生もシズオも最高にエロい:;;;;;;;;
肌が白くて凛としてて物悲しい感じが黒髪だとほんとでるんだよね、丸木戸先生。
コラムの内容はちょっと興味深かった。
安っぽい退廃的なホテルの中、訳ありな美しい男二人がいるとすごくドラマチックという…。
想像しただけでぐっときたなぁ。
世界観が最高な丸木戸先生、でりこてんてーのコメントをちょっと読めたのはよかった!!
ほんとちょっとだけだったけどwwwww
以下各お話の感想
▼表紙・口絵 / 眞山りか先生
↓表紙
↓口絵
表紙より口絵のがエロくてよかったんじゃ…
あとこの眼鏡が受けのよかったかなぁ…好みの問題だけど
▼箱の中の一等星 / 嶋二先生
大学助教授(?)×既婚者小説家
萌えなかった…すみません;;;;
なんだろ…既婚者とセックスしてる背徳感があんまり感じられなかった…。
セックスシーンも受けの顔がへにゃへにゃしすぎて…;;;;;
好きな人は好きでしょうけど私は苦手;;;すみません
▼秘事恋慕 / ときしば先生
寮に住む同級生のお話
ときしば先生絵は好きなんだよ!!絵はね!!!!
↑こういう表情すきだわ~~~~
ただ、なんか受けも攻めも性格が分かりやすすぎて、人間を感じないんだよなぁ
受けがデレるのはやすぎて、そんな簡単じゃないでしょ!!って思ってしまうw
大人気殿堂入りの「どSおばけが~」もピンとこなかったから多分私と全然相性よくないwww
↑でも、この表情は萌えたw
やっぱ絵はいいですね。超好み
▼薬もすぎれば恋となる / 春田 先生
薬屋の弟子×師匠(?)
うーーーん、逆だったら萌えたかな?
とりあえず、攻め(黒髪の方)の名前が「タオ」で何故か中華一番思い出した。
あっちは「マオ」だった気がするけど
▼春に滴る / 眞山りか先生
義兄×義弟
なかなかエロかったw
セックスシーンじゃなくて妄想シーンが!!!
このお話も逆だったら萌えてたのかな?
うーーーーーーん
▼春に滴る / 雪路凹子先生
きっつかった;;;;
これBLじゃなくてよくね??むしろ女の子のが萌えてたきがする;;
すみません、もうこっから、めんどくさくなっちゃったので、ひとこと感想で!!!
▼恋の100万回KO / 虫歯先生
レトロなのかな??????
レトロとは何??????
すごく哲学的に考えさせられた!!!!
▼あのミッドナイト / 春泥先生
はぁ…やっぱ春泥先生の絵いいわぁ…
ぐっとっくる表情してる…!!表情で心を掴むってすごく大事!!
↑受けのみっちゃん。売春してる。他に何もない未来が見えない青年。
↑攻めのジュン。ジュンの回想から物語が始まる。みっちゃんと出会った頃は純朴な青年だった。
イイ!!!!!!
この本の中でこの表情がMVPですね!!
すごく萌える!!
あああああああああああああああ
いいなぁ…やっぱ春泥先生いいなぁ…
お話は一番哀愁を感じたけどちょっと駆け足だったかなぁ;;;
最後、攻めが↓こんな感じで大人になってたのは、よかったな…
人はこうして大人になる…
夜景を見てると切なくなりますよね;;;
春泥先生長編書いて欲しいなぁ…
あ、あとがきに書いてあった「東京ブラックホール」いい曲でしたよ~~
▼赤目の贄、神の灯 /晴屋うまこ
きつかった;;;;
こういう、いたいけ美少年受け超苦手で;;;;
すみませんすみません;;;;
総括すると、ときしば先生の絵と春泥先生の表情と、でりこてんてーと丸木戸先生のひと言コラムくらいしか読む場所なかった。
229ページ中、9割が私の性癖に全然引っかからなかったなぁ。
でりこてんてーと丸木戸先生コラムに呼ぶのずるいわwwww
ああいうレトロが見れると思って買っちゃいますよね。
まぁ、ひとりひとりのページ数少ないし仕方ないけどさぁ。
辛口で評価しましたけど、作家さんが悪いんじゃなくて私の性癖に響かないだけなので;;;
好きな作家さん酷評された方はどうか気にしないでいただきたいです。
ランキング参加してます!
おススメ作品あったら教えてください!!
鬼才すぎて怖い「寄越す犬、めくる夜」のばらあいこ
おすすめ度:★★★★★
須藤さんのパンストに満点ささげます!!
読み終わった後、そわそわして落ち着かなかったw
いやー、本当にOn Blueはいい作家さんがそろってますね。
というか、On Blueだからこそ輝く作家さんを見つけるのが上手いのかな?
のばら先生の「秋山くん」も読みましたが、「寄こす犬」の方が圧倒的に好みですね。
(「秋山くん」もかなりセンセーショナルで非常に読み応えのある作品だと思うのですが、あっちは攻めが好みじゃなくて…すみません;;;)
サブタイトルがまずすごいw
極めて、凶悪な受2人。タチが悪くて手に余る、2つのカラダ──。
本編はこのサブタイトルでさえ劣るくらいのやばさでしたw
BLでは珍しい攻め1人、受け2人という構成。
・裏社会の救いのなさ。
・あまりに暴力的で痛々しい。
・誰一人として報われ無さそう。
こういった要素に抵抗がない方には是非おすすめしたい作品。
ただ、奇抜なだけでないです。
それぞれの人物がもつ苦悩、寂しさがとても巧みに現れている作品。
正直、BLというジャンルで収めておくにはもったいないと思うくらい心臓もってかれました。
以下、ネタバレになります。
▼犬か猫か
↓新谷くん(攻め)に対して極めて、凶悪な受2人
受け2人を「犬」と「猫」で表現してますね。
・菊池(犬受け)↓
・須藤さん(猫受け)↓
みなさん、どっち派ですか??
いろんなサイトの感想見てると圧倒的に菊池派が多いんですよね。
私は圧倒的に須藤さん派(猫受け)です!!!!!!!
▼菊池(犬受け)
こいつほんと馬鹿。救いようのない馬鹿。
が、その悲しいほどひたむきな性格にぐっとくるものがあります。
好きな人にはひたすら尽くす、まさに犬ですね。
泣いてる時が一番エロいw
▼須藤さん(猫受け&基地外受け)
いやーーーー、やっぱ私は断然須藤さんが好きですwwww
菊池は自分の気持ちに素直で、好きな人に正直に好きだと表現できるタイプなんですけど、一方の須藤さんは歪みまくってわけ分からんwww
最初須藤さん見たとき、なんか髪型キモいなって思ったw
菊池「ホモっすよ絶対!髪形も変だし」
めっちゃ菊池に同意したw
髪型さえヘンじゃなきゃ結構かわいい顔してるとは思うw
でも顔だけだったら菊池のが全然好みの受け顔なんですがね
それでも須藤さんの基地外っぷりがかわいくってかわいくって
読み終わった後は完全に須藤さん派になってましたw
↓以下須藤さんの基地外きゃわきゃわ萌え萌えシーン
チン毛をつけたまま出勤してはいけません!
謎過ぎるファッションセンス
須藤さんいくつなんだろ?キャラクターTシャツかわいいw
↑こういう顔めっちゃ好きwwww
こう人を煽る時の須藤さんすごくいいですよね。
「一発やって情が沸いたのかよ
処女みてぇだね 新谷君」
↑このセリフぐっときたw
・キメながらトム&ジェ○ー見てるとこぞっとしたわ
!!!必殺黒パンスト&乳首ピアス!!!!
WWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
ここめっちゃ笑ったw声だして笑いましたwwww
あああーーーーーきもかわいいいい!!!
時間かかっちゃった(てへっ)じゃねーよ!!!!!
私新谷くんだったら逃げますwww
・間男新谷くんの前に現る会長
こっっっっっっっっっっっわ!!!!!!
私新谷君と同じ顔してたww
めっちゃ怖いよこんなん;;;;;;;
なにこの異空間みwww
口内に銃突っ込まれる新谷くんに萌えたw
☆☆☆新谷覚醒☆☆☆
ここめっちゃ萌えたww
新谷くんの本性が須藤さんの手でひっぺがされてく感じすごいですね
新谷くん、性癖を剥き剥きされたかわりに、ストッキングを剥き剥き↓
「履いたまま 履いたままがいいのに
脱がさないで 新谷くん」
「うるせーよ 変態っ!!」
痺れました!!
あの好青年がこんな風に激情に駆られている姿ってゾクゾクしますよねwww
この後のお漏らしシーンよりこの新谷くんの豹変のほうが個人的にはエロかったな/////
新谷くんをこんな風にしちゃう須藤ニキかっこいいっす!!
須藤さんは菊池と真逆で、狡猾だし、全然素直じゃないし、頭おかしいし、何考えてんのか分からないんだけど、実は2人の根っこの部分は似てるんじゃないかな?
↑このシーンすごく印象的だった。
菊池に対して言ってるけど、これ自分に対する言葉でもあるんだよね、多分。
二人とも、未来がない、不安の中で生きてる感じ。
▼新谷くん(主人公)の進化する性癖
「新谷くんは 「カワイソウナヤツ」に勃つんだろ
業の深い趣味してるね
でも そういうの嫌いじゃねぇよ」
↑須藤さんのこのセリフすごくいいですよね
のばら先生って脚本がいいんだなぁ
主人公新谷くんのアイデンティティ→「カワイソウナヤツ」に勃つ
最初読み始めたときは、普通の好青年って感じだったんですよね、イメージ。
多分、本人もそうだと思ってたんじゃないかな。
しかし須藤さんに言われた一言で、自分の隠れた性癖に気づいてしまう。
↓ぼろぼろになってる菊池に欲情する新谷くん
すごいやさしく抱いてあげるんで、菊池うれしすぎて涙してますw
「ふぁああ」ってwwwww
喘ぎ声にハートついると興ざめすること多いんですが、これはなんつーかハラハラしたwww
菊池は一人の人間に溺れすぎ。怖いわ
あと須藤さんは新谷くんの隠れた本質に気づいたけど、
菊池は全然わかってないんだよなぁ…
「新谷さんは普通のひとなのに」とか言っちゃってるし
でも、菊池のほうが新谷くんなしでは生きていけない感は出てるw
守ってあげたくなるんだね
菊池にはやさしー新谷くん↓
一方、須藤さんにたいしてはこれw↓
WWWWWWWWWWWWWW
なにこの差はWWWWWW
でも須藤さんも喜んでるんでオッケーですね!!
いやーーー、なんちゅう適応能力なんだ、新谷くん!!
すごすぎるぜ新谷くん!!!
新谷くん、めっちゃモテるんじゃないかな?
ホストとか絶対向いてると思うw
新谷くん自身も気づいていない危うさがあってすごく魅力的ですよね。
2巻までだと新谷くんは須藤さんの方に惹かれてる感じ
なぜなら、須藤さんの方が菊池よりかわいそうな人だからw
菊池って馬鹿だけど自分の気持ちに素直なんですよね。
一方、須藤さんは基地外な行動や言動で、心を隠してる感じが、とても寂しい人に見える。
私も新谷くんと同じ気持ちです;;;;;
須藤さんが公園でハグしてって懇願したときが超絶萌えだった。
須藤さん;;;;;;;
切なくて泣いたわ;;;
でも、どっちが新谷くんを必要としてるかっていったら菊池なんだよなぁ
須藤さんは新谷くんいなくても、これからも一人で孤独に生きていけるんだけど
菊池は多分自殺するレベル。
新谷くんはどっちを選ぶのか、どっちも選ばないのか、全く先が読めんww
てか菊池は大丈夫か?
もし、会長が死んだら、須藤さんどうなっちゃうんだろ?
とか、先読みできない事が多くて3巻まで待たされるの辛いです;;;;;;;;;;
ランキング参加しています。↓
おススメなどありましたら教えてください!!
典彦とかいう能面萌えを生み出した罪は重い「蟷螂の檻」彩景でりこ
おすすめ度:★★★★★
典彦の魅力で満点!!!!
読んだきっかけは、「ポルノグラファー」のおすすめ作品に出てきたから。
この作品読んだあたりからOnBlue作品に注目し始めました。
でりこ先生、「チョベリバ」も「犬も食わない」もまぁそこそこ面白いんだけど、
「蟷螂」の比ではないですね。私は圧倒的に「蟷螂」が好きです。
サンプル時点でうーーーーん、この白髪に主人公が惚れちゃう話?
微妙だなぁ…と思ってたんですが全然ちゃいましたね!!!!!!
ざっくり言うと
頭おかしい使用人×報われない御曹司w
以下、ネタバレ感想
▼なんといっても典彦ありき
のりひこーーーーー!!!のりひこーーーーーーー!!のりひこーーーーーーー!!!!!!!!
この作品のキーマンは誰がなんと言おうと典彦だと思います!!
いままでのBL作品にはいなかった攻めなんじゃないかな?
いや、すんごい気持ちわるいんだけど、どエロくて最高。
キモいとエロさの融合。
あーーーーー、冷たい眼がたまらないです////////
最初の登場シーンではいはいモブキャラくらいにしか思ってなかったんですがw、
↓このシーンで、ん???となったwwww
育郎じゃないけどww
後ろから抱き寄せてんの性癖なんですよね
↓このシーンで、え???え???え???え???となったwwww
普通の好青年ぽい印象だったのにwwwww
↓このシーンで、オイオイオイオイ!!!!!となったwww
いや、このシーンまで育郎は攻めだと思い込んでたんですよ。
でも私の中では超受けの人だったから、すんごいうれしかったw
育郎えっろいなぁ…
こんな色っぽい坊ちゃんを目の前にしても表情一つ変えない典彦。
最高だよ!!!!!!
▼育郎ママ
育郎ママと関係があった典彦。多分典彦の初体験は育郎ママ。
育郎ママは典彦を夫と勘違いしてる精神ぶっ壊れてます;;;;
きっと典彦の初恋は育郎ママだと思ふの。
ママが死んでしまって気丈に振舞いながらも泣いちゃうショタ郎にディープキスしちゃう典彦すげぇww
「この子の壊れるところが見たい」
多分、この物語は典彦のこのセリフがキーになってると思います。
典彦は育郎が壊れるように仕組んでいくんじゃないかな?
そうそう、表題にもなっているカマキリなんですけど、カマキリって交尾すると、
その直後にメスがオスを捕食する事があるんですよね。
一回動画みた事あるんですがグロかったです;;;;
カマキリを題材にしたのは、食い殺すような愛し方ってのもテーマなのかもしれないですね。
▼焦らしプレイ
処理を手伝うシーン超エロかったww
痛いって言う育郎にまたキスして、舌の快楽覚えさせといて、やっぱやめましょうってw
ひでーぜ典彦!!!!!
あーーーー、ほんとこの話、典彦がいるから面白いんだよなぁ。
成長した育郎の素股シーンもエロかったw
▼散髪プレイ(書き下ろし)
散髪ってこんなエロいの???
でりこてんてーに性癖開拓されてる感ぱないww
「背中…」て表情の色気が/////
▼育郎の大学時代
育郎ってやっぱ色気あるよねぇ
この飯田君、再登場あるみたいで楽しみです。
育郎は飯田君と仲良くしといたほうが幸せになれそうだけど、
でも絶対典彦を選ぶんだろうなぁ…
妄想エロいww///////
「ごめんなさい…ごめんなさい…」と呟く育郎。
この言葉が誰に対して向けられたのか、追々分かってきます。
伏線しゅごい
▼下の世話までしてあげる典彦
さち子さんべっぴんさんですね
さち子さんと育郎の子どもめっちゃかわいいだろうな…って思うんだけど典彦がwwwww
飲みすぎて小便したくなる育郎
「ん 上手くできない」
「甘えるのも大概にしなさい」
「のりひこ…」
↓
ここめっちゃ萌えた//////
何プレイなの???
育郎は典彦の言いなりだし、典彦にだけ甘えられるんだなぁ
▼蘭蔵の気持ち
蘭蔵は育郎のことが一番すきなんだなぁとこのシーンで分かった(遅い)
これ、ショタ蔵だったときに、赤ん坊だった育郎の手を握ったときを思い出してますよね。
典彦は蘭蔵の気持ちを知ってるのかな?
さち子に蘭蔵をあてがおうとした意図は?
・育郎を思う蘭蔵が邪魔(育郎を孤独にしたい)
・育郎が発狂するとこが見たい
私は両方かなって思ってます。
典彦は育郎のこと好きなんだけど、あまりに歪みすぎてるw
▼育郎はパパが好きだった
ショタ郎が飛行機もらって喜んでんのまじかわいいよぅ
壊れた飛行機をすてようとする典彦に
「もどして ぼくのひこうき たからものなの」
何故かこのセリフで泣いた;;;
全く見向きもされないのにおとっさんの事大好きなんだよ;;;;
子どもの純粋さって悲しいな…
が、しかし↓
せつな;;;;
典彦のやつ、絶対これわざとだよwwwww
育郎の泣くとこが見たくて本当のこと言ったんだよ;;;;;;
のりひこーーーーーー!!!!!
蘭蔵を退治しようとする育郎↓
蘭蔵はやっぱ育郎が好きなんだね
すごいやさしい顔してる。
おとっさんひどい;;;;
育郎たたかないでって蘭蔵も叫んでますやん。
棒で股間ぐりぐりされて勃ってしまう育郎に対して
「人以下 いや獣にすら劣るな」って、
いやいや、あんたの方が相当ですよ!!!!
しかしここで、大学生時代育郎が「ごめんなさい…ごめんなさい…」というのが誰に向かっての連呼だか分かりましたね!
おかーさん頭おかしくなって死んじゃってるし、おとっさんこんなんだし
育郎かわいそすぎる;;;;
それでもパパが好きだったんだなぁ育郎…
育郎は蘭蔵になりたかったんだと思う
だからこそ蘭蔵を「消したい 生きているだけで耐えられない」ってなったんじゃないかと…
檻のとこで吐く育郎にキスする典彦。
すんごい策士だと思います!!!!!!
一番弱ってるときに手を差し伸べて、10年越し(?)の焦らしプレイから本番へ
▼結論:やっぱ典彦がしゅごい
「坊ちゃんと同じです
貴方ひとりじゃありませんよ」
これ惚れるわ;;;;;
「唇から 歯と 口の中
それから 喉 耳の 穴と 背中
それと 腹の中」
えろいいいいいいいいいいいいい//////////
一回引いてあえて育郎に引きとめさせる典彦やばいぜ!!!!
ちょっと仕掛けて最終的に育郎の意思で選ばせてるんだよなぁ…
名言!!!きたーーーーーーーーーー!!!!!!
ここもう読み返しすぎて私の中で記憶に残る名言になってるw
のりひこーーーーーー!!!!のりひこーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
もう、ほんと好きwww
「構いませんか?」ってセリフいいなぁ
育郎エロい;;;;
悲しくても辛くても痛くても「平気だ」っていう育郎だからこそ典彦も執着するんだろうなぁ
「私のかたちです 覚えてください」
もう典彦名言多すぎて全部書きとめておきたいんですけどww
俺には 何も 何も 縋るものなんて
はじめから 彼の他にはなかったのだ
育郎;;;;切ない;;;
正直、典彦の愛情は歪んでいるけれど、それでも育郎を好きなことは確かだと思うから、
このまま二人いくとこまでいってほしいですね。
終わり方がまた不穏だわ…
休む暇がないwww
蘭蔵と西浦組はさわやかなんだけど、圧倒的に育郎と典彦のが気になりますw
ランキング参加しています↓もしおススメあれば教えてください!!
新刊発売「さんかく窓の外は夜」ヤマシタトモコ
おすすめ度:★★★★
※BLとしては★4、普通に漫画としては★5の面白さです。
第5巻の電子版が8月10日に出ましたね!
初めて読んだのが8月7日とかだったんで、すぐに続き読めて幸せでした。
以下、1~5巻までの一気読みネタバレ感想になります。
▼とりあえず攻めと受けの顔が超好き
三角くん(おそらく受)と冷川さん(おそらく攻)
三角くんめっちゃかわいいんだよ
黒髪短髪一重って容姿だけで好みなんだけど、クールそうな外見のわりにおばけ怖い、おっぱい好きな普通な男の子な感じが最高。
「きみ、最高」
冷川さんも最高です/////////
冷川さん王子様系かと思ったらぜんぜんそんなことなくて安心w
↑この表情大好きw
▼除霊シーン
しっかし、除霊というか魂接触シーンエロいな//////
アンアンいってるよりぐっと我慢してる表情にときめくのですんごいエロい
あと除霊のやり方のためか、冷川さんが三角くんを後ろから抱きしめて囁くシーンがめちゃくちゃ多い!!
うしろから抱きしめたり、囁いてる場面すごい好きだから激萌える
▼嫉妬深い冷川さん
むかえくんやえりかちゃんが三角くんに触れると「離せ」と無表情でいう怖さwwww
いやー、めっちゃ好きです冷川さんw
こわいいいいいいいいい!!!!
自分勝手サイコパス束縛野郎だけど、どっか憎めない、というか庇護欲掻き立てられる系なんだな…。
なんか孤独なんだよね、冷川さん。
うっ…かわいい///////
▼怖さによるつり橋効果
このお話めっちゃ不気味だし怖いシーンたくさんあるんだけど、後味に残るのはエロさなんですよね。
耳で三角くんの体のっとるシーンもエロかった。
えろいw聴覚犯すのほんとエロいw
私ホラー系って好きじゃないんですが、ホラー以上に除霊シーンがエロいからぜんぜん読めちゃいますね。
▼5巻の話
半澤さん最強キャラかと思ったら、唯一の弱点が奥さんだったんだ;;;;;
奥さん大丈夫だったのかな??
4巻以降、冷川さんの過去が微妙に見え隠れしていましたが、5巻で過去が一気に明かされます。
そうかー、冷川さんは呪いを食う人だったんですね。
池のところでもったいないって言ってた理由が分かった気がします。
三角くんにはおかーさんがいたけど冷川さんには誰も居なかったんだね…。
ずっと孤独だったけど、三角くんという運命に出会えて、冷川さんはうれしかったのかな?
なんか、霊的には冷川→三角に見えるけど、心情的には冷川←三角に見える。
運命とか霊的な能力に執着する冷川さんと、人間として惹かれつつある三角って感じ。
除霊シーンが少ないのでエロは少なめでしたが、冷川さんの謎が解けてきましたね!
三角くん男らしくてよかった。
これから冷川さんを助けてあげていってほしいと思える5巻でした。
ランキング参加してます。おススメなどありましたら教えてください。
前に進むためには、何かを捨てなければならない「アケミちゃん」丸木戸マキ
おすすめ度:★★★★★
「ポルノグラファー」に続いて2作目の作品。
負けず劣らずぐっとくるお話でした。
以下ネタバレ感想です。
▼アケミちゃんエッッッッロ!!!
相変わらず受けの色気がすごいwwそして漂う昭和レトロな雰囲気。
表情からあふれ出る幸薄感;;;本当すごいよ丸木戸てんてーーーー!!
からかわれて泣いちゃうアケミちゃんかわいいよぉ;;;;
↓このアケミちゃん美しすぎた
丸木戸先生の等身、ん?って思うときあるけど、こういうキメの表情がやたら上手い
デッサン上手い人と、表情が上手い人の違い
圧倒的に表情上手い人のが得ですよね
▼クズい攻め
この蒼介のクズさって結構普通にいますよね。きっと嫌いな人は嫌いなんでしょうけど、私は蒼介好きなんだよなぁ。自分勝手だけど意思が強くて何事もノリで解決しそうなタイプ。ノリにあわせたら逮捕されちゃいましたって…本当に運の悪い男だ…。
泣いてしまう蒼介を抱きしめるアケミちゃんの慈愛のある表情が最高。
アケミちゃんのお金でパチンコしちゃってアケミちゃん怒ってるけど蒼介が家に居てちょっと嬉しそうだったし、やっぱちょっとダメなやつに庇護欲掻き立てられるんだねアケミちゃん。
確かに蒼介根は悪いやつじゃないってか、普通に優しいw
一緒に来ないか?とか言っちゃうちょっと兄貴肌な感じが普通にかっこいい
▼アケミちゃんのファッション
アケミちゃんのちょいダサいファッションほんとかわいい;;;;
・謎の白タンクトップ
・謎のつなぎ
・謎のTシャツイン
・謎の重ね着
んがわいいいいいいいいいい///////////
絶妙にダサいのがほんとかわいい;;;;
▼春子ママ
このおかーさんがいい感じだったなぁ
「悪い子になりなさいよたまには
あんたの周りは悪いやつばっかなのにさぁ
あたし…あんた見てるといたたまれない
それくらいで丁度いいのよ…」
ってセリフで号泣した;;;;;
ポロポロ泣いちゃうアケミちゃんかわいいなぁ
最後におかーさんがちゃっかりお金もらってるとこもよかったw
▼攻めの包容力
丸木戸先生の攻めっていざって時にものすごい包容力発揮しますよね。
これは惚れるわ…ってのがよくわかる。
「お前、何も悪くないのに
ほんとはもっと笑ったりはしゃいだりできるのにさ
もっと笑えよ
もっとやりたいようにやれよ シズオ」
ここのシーンすごく切なかった。蒼介ほんといい男だよ!!!最高にかっこいいよ:::
この表情もよかったなぁ…表情の天才なんだよなぁ丸木戸てんてー
「俺は……」って泣きそうじゃないか…;;;;
▼最後のクライマックス感がぱない
シズオが蒼介に抱きつくシーンほんとよかった。
母親と故郷を捨てて、蒼介生きる決意をすることが、シズオにとってどれだけ大変なことなのかよく分かりますね。
シズオは蒼介と再会して初めてやりたいこと(蒼介と一緒にいたい)ができたんじゃないかなぁ。
最初のほうで「やりたいこともないし…」って言ってたし。
蒼介って魅力的だからすごく分かるよ。
クズだけど面白いし、母性本能みたいの掻き立てられるし、俺についてこい的な男らしさもあるし、もっと笑えよとか言っちゃうしさ…。
リアルだとこういう人めっちゃモテますよねww
本編ではキスシーンしかないんだけど、まぁアケミちゃんの色気と蒼介の面白かっこよさで十分おなかいっぱいでした。
書き下ろしセックスシーンもエロエロじゃないんだけど色気あって切なかった。
シズオかわいいいいい////////
何度読み返しても泣けるお話。すばらしかったです。
ーーーー
短編読みきりもキスシーンが官能的でしたね。
このエロに行く前のどきどきが一番すきだったりするからこれでいいんだ。
今月末に丸木戸先生の新刊でますね。
「インディゴの気分」発売記念 丸木戸マキ先生サイン会 - アニメイト
楽しみなんだけど電子版はいつなんだろ。
先生と城戸さんのお話すごい気になる!
ランキング参加してます。
できるだけ多くの人におススメBL教えてもらいたいです。